
車の修理依頼はどこにする?業者ごとの特徴と期間・費用についても解説

急に自分の車を修理しなければならなくなった場合、どこに相談すれば良いのか分からなくて不安な方も多いのではないでしょうか?
修理業者によって、かかる費用や対応できる修理箇所が異なります。
そのため、修理依頼できる業者の特徴を把握しておくのは非常に大切です
この記事では車の修理依頼ができる業者や各業者に依頼するメリット、デメリットを解説します。記事を通して、適切な業者選びをするコツを知ることができるでしょう。
是非参考にしてみてください。
もくじ

車の修理を依頼できる4つの業者
車の修理を依頼できる業者と、その特徴は以下の通りです。
【業者名】 | 【メリット】 | 【デメリット】 |
ディーラー | メーカーならではの技術力と純正部品を使った修理が期待できる | 他の業者と比べて作業工賃が高い |
カー用品店 | 部品の在庫数が多く、選択できる部品の幅が豊富 | スタッフや店舗によって対応や施工レベルに差がある |
ガソリンスタンド | 給油や洗車のついでに見積もりを出してくれる手軽さ | 店舗によって修理対応できないケースがある |
自動車整備工場 | 社外部品やリサイクル、リビルト品を使用して作業してもらえる | 車の修理の出来具合が作業者の腕に左右される |
次で具体的に説明します。
信頼感ならディーラー
ディーラーは、大手自動車メーカーと提携を結んでおり、メーカー純正部品やメーカー基準に合わせた修理が行える腕の良い整備スタッフ、修理用ブースを豊富に用意しています。
そのため、難しい修理や複雑な故障なども丁寧に見てもらえるため、メーカー基準で修理してもらえるという傾向があります。
デメリットとして修理費用が他業者と比較して高い傾向があるため注意が必要です。
ディーラーでの修理が高額になる理由は2つあります。
まず1つ目に、1時間当たりの作業工賃が他の業者より高くなる点が挙げられます。
例としてディーラーとガソリンスタンドの作業工賃を比較すると、
ディーラーの作業工賃:1時間あたり9,000~1万円
ガソリンスタンドやカー用品店:1時間あたり4,000円〜6,000円ほど
と、1時間あたりで比較しても「3,000円〜5,000円」ほどディーラーの作業工賃が高額になるということがわかるでしょう。
また、2つ目の理由としてディーラーで扱う修理部品が「純正部品」である、ということが挙げられます。
純正部品は、その他の社外品やリビルト品に比べると2~3割ほど高い傾向があります。
その分部品自体に保証がついていたり、長年故障せずに使用できるというメリットがあります。
ディーラーでの修理は基本的にメーカー純正品を使用されますので必然的に修理は高くなるということを覚えておきましょう。
費用を抑えるなら自動車整備工場
自動車整備工場でも車の修理対応を引き受けてくれます。
自動車整備工場で修理依頼するメリットは、社外部品やリサイクル、リビルト品を使用して作業してもらえるという点です。
リビルト品やリサイクル品を使って車の修理をすれば、部品単体の費用を安く抑えられます。
車や部品の知識に詳しい方ならご自身で、知識がなくて不安があれば整備工場の方に相談することで、リビルト品や社外部品を上手く活用し費用を最低限に抑えられるでしょう。
デメリットは、
- 車の修理の出来具合が作業者の腕に左右される
- 土日祝日が定休日となっている工場が多く営業時間が短い
の2点です。
部品の数ならカー用品店
街中でよく見かけるカー用品店でも、車の修理依頼は対応可能です。
カー用品店で車の修理依頼するメリットは、2つ。
1つ目は、部品の在庫数が多く、選択できる部品の幅が豊富なことでしょう。
ディーラーのように純正部品ではなく社外品やカー用品店で扱う部品を使用して修理対応してもらえます。
また2つ目は、ディーラーと作業工賃を比較しても、費用が安く抑えられるという点です。チェーン店の場合、料金が一律になっているなど、費用面でも安心できるポイントが多く存在します。
デメリットは、
・スタッフや店舗によって対応や施工レベルに差がある点です。
・高度な修理対応が必要な場合、引き受けてもらえないケースも考えられる点
の2つです。
気軽さならガソリンスタンド
店舗によってはガソリンスタンドでも車の修理対応は可能です。
ガソリンスタンドで車の修理を依頼するメリットは、給油や洗車のついでに見積もりを出してくれる手軽さにあります。
車の修理依頼に時間をかけられない方にはとくにおすすめであり、時間を効率的に使いながらも修理相談に対応できます。
デメリットは修理内容によっては店舗で対応してもらえない点です。
難易度が高い修理が必要な場合には、ディーラーや専門の修理工場で作業依頼する方が安心できるでしょう。
「車の修理をとにかく安く済ませたい」と考えている方は「車を格安で修理したい方へ!安くする裏ワザと業者選びのコツも紹介」の記事も合わせてご参照ください。
簡単な修理ならDIYが可能
車の修理はできるだけ修理業者に依頼することをおすすめしますが、簡単な修理ならDIY施工でも対応可能です。
DIY施工を実施するメリットは修理費用を安く抑えられることです。
車の整備経験がある方やDIY施工が得意な方であれば、車の修理具合によって自分の力だけで作業できます。
多くのDIY用品を取り扱っている99工房公式サイト内で、簡単なDIYのやり方が紹介されているため、挑戦してみたい方は参考にしましょう。
DIYにはデメリットも存在します。
それは、車の修理に失敗した場合余計な費用がかかる可能性があるということ。
DIY後の車の状態に納得がいかなかった場合、その状態によっては修理業者に修復作業を断られるという可能性も多くあります。
また、大きな傷・凹みをDIY修理しようと思った場合、さらに塗料が乾くのを待つ時間などを含めると丸1日時間がかかってしまう可能性もあります。
修理業者に依頼せずに自分でDIY施工する場合には、作業するメリットとデメリットを理解した上で行動に移しましょう。
パーツ別|車の修理代と修理期間の目安
ここまで記事を読んで頂いた方の中には「実際に車のパーツごとでどのくらいの費用がかかるのだろう?」と疑問を感じている方もいるでしょう。
車の修理代と修理期間の目安は以下の表を参考にしてください。
【修理箇所】 | 【修理費用】 | 【修理期間】 |
バンパーやドア部 | 5万〜15万円 | 3日〜1週間 |
エンジン | 10万〜40万円 | 1週間〜3週間 |
マフラー | 20万〜30万円 | 1週間〜2週間 |
パーツごとの費用をさらに詳しく知りたいという方は「【必見】車の修理費用の目安と安くなるコツを徹底解説!」の記事をご参照ください。
「塗装剥げ」「すり傷」「凹み」などのキズの種類や、「ボンネット」「トランスミッション」「ドアミラー」の修理にかかる費用まで詳しく解説しております。
車の修理費用には任意保険が使える
高額な修理費用をどう捻出しようか迷っている方も多いかと思いますが、
車の修理費用は任意保険によって補うことができるパターンがあります。
車両事故の場合には、相手の物や所有物に対する保険「対物賠償責任保険」や自分の車を修理できる「車両保険」の2つの内、どちらかもしくは両方を使えます。
ただし、車両保険を使った場合には自動車保険の等級が下がります。
等級がダウンしたことで、翌年の保険料がアップするリスクが考えられます。
また、車両保険は修理箇所や損傷状況によって等級の下がり幅が異なります。
相手がいる事故で自分が全く悪くない事故(無過失事故)の場合、仮に自分の保険を使用しても翌年の等級は下がりません。
具体的には以下の表を参考にしてください。
3等級ダウン事故 | 対物賠償責任保険、対人賠償責任保険、車両新価特約、車両保険 |
1等級ダウン事故 | 当て逃げ損害、窓ガラス損壊、落書き |
等級ダウン無し事故 | 無過失事故、代車費用特約、弁護士費用特約 |
車両保険を使用する場合には「自己負担金額」の有無を確認しましょう。
自己負担金額とは、保険事故が発生して車両保険を使う場合、持ち出し金として保険会社もしくは修理業者に支払う金額のことです。
自己負担金額は保険契約者によって設定が様々です。
よく多い設定ケースは「0-10万円」または「5万円-10万円」の付帯パターンです。
仮に自己負担金額が「5-10万円」の付帯ケースの場合、車両保険を使うと5万円は持ち出し金額が必要になります。
車両保険を使う場合、修理費用の全ての金額が支払われる訳ではなく、自己負担額の支払いが発生することを覚えておきましょう。
自己負担額の付帯は「0-10万円」の場合、1回目の事故で車両保険を使用しても負担する金額はありません。
1年に2回車両保険を使う場合には、10万円の自己負担金額が必要になります。
修理費用が不安な場合は各業者で見積もり
修理費用が不安な場合には各業者に見積もり依頼することをおすすめします。
見積もりはディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、自動車整備工場、ネットでも依頼可能です。
また、見積もりを取る際には各業者と相見積もりをとることで「業者ごとの修理費用を把握した上で条件の良い業者を選び、修理を依頼できる」ためオススメです。
もう少し詳しい見積もりの取り方を教えてほしいという方は「車の修理費用の見積もりを無料でシミュレーションする裏ワザ!」の記事をご参照ください。
AI査定なら修理見積もりがその場でわかる!
ここまで、車の修理を依頼できる業者の特徴について解説してきました。
では実際に、ご自身の車が、
- ・どのくらいの修理費用になるのか
- ・修理に必要な期間はどのくらいなのか
- ・各業者ごとに費用面の違いはどのくらいなのか
今すぐに知りたいと思いませんか?
AI査定は、AIを活用した無料のネット見積もりサービスを提供しています。
勿論、車の修理依頼もAIによる依頼が可能で金額の見積もり提示は可能です。
ぜひこのタイミングで試してみることをおすすめします。
以下で見積もりに必要な情報と見積もりの流れを解説していきます。
見積もりに必要な情報
見積もりに必要な情報は以下の通りです。
【見積依頼に必要な書類と情報】
・車の写真6枚(正面、右前方、右後方、後側、左後方、左前方)
・お車が保管されているエリア
・お車の情報入力
(車検証または車検証QR※が写った写真)
※車検証QRとは、車検証の下中央から右にかけ複数個あるQRコード
※車検証が手元にない場合はメーカー、モデル、型式、グレード、初年度登録、ボディカラー、走行距離、MTAT、駆動、カードサイズ以上の目立つ損傷(キズ、へこみ、割れ)かあるかどうか、
見積もりの流れ
見積もりの流れは以下の通りです。
①まずは「AI見積もり」にアクセス
AI査定での見積依頼は「AI見積もり」にアクセスするだけでの簡単作業です。
車の写真さえあれば、PCからでも利用できます。
②画面の入力画面に従って情報を入力
AI査定の入力画面に従って必要な情報を入力していきます。
査定画面は6枚の写真から数秒で見積もり金額が算出されるので、それほど時間はかかりません。
③修理内容と金額に合意すれば修理対応依頼
修理金額と内容に間違いがなければ、そのまま車の修理を依頼しましょう。
AI査定は車の買取対応も依頼可能です。
まとめ
車の修理費用は自分が思っている以上に高額になる可能性が高いです。
「たったこれだけの箇所なのに」と感じてしまう方も中にはいるかもしれませんが、修理せずに放置すると、2次被害に発展する可能性が考えられます。
修理費用も高額になりやすいため、複数の業者を相見積もりして条件の良い業者を選択する必要があります。
もし、修理依頼で修理業者に伺う時間がない方はぜひ「AI査定」を活用してみてください。
ネットでサイトを検索して、あとは見積もりに必要な情報と写真を撮るだけの簡単作業です。
自宅にいながら、AIが修理依頼や、買取金額を素早く提案します。
どちらがお得なのかも教えてくれる便利なサービスです。
車に詳しくない方や複数の修理業者と比較して修理業者を決めたい方にもおすすめします。
ぜひ、ご利用ください!

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