【必見】車の修理費用の目安と安くなるコツを徹底解説！

車の修理にかかる値段の平均額は1箇所あたり約6万円です。
ただし、これは後述する修理費用一覧の金額を単純に平均して算出したおおよその額です。
実際の値段は車種や修理の程度によって大きな差があります。

小傷の塗装修理なら1万円程度。大面積の板金塗装なら数万円。
エンジンやトランスミッションなど、走行に関わる重要部分の修理は数十万円から100万円を超えることもあります。

広い範囲の修理を迫られる事故修理ともなると、すべての修理箇所の値段が合算されるため総額は跳ね上がります。
弊社の実績データに基づく事故車修理費用の平均額は32万円ほどです。

以下の一覧表は、一般的な中型普通乗用車における部位ごとの修理費用をまとめたものです。
メーカーやモデル、車両年式によって値段は変動するものの、部位ごとの相場はある程度決まっており、多くの車はおおむねこの値段に収まります。

自動車修理を依頼できる業者は「ディーラー」「自動車修理工場「カー用品店」「ガソリンスタンド」の4つが代表的です。
それぞれの業者は営業日や営業時間などが異なるうえ、対応できる修理や値段にも違いがあります。
それぞれの特徴をより詳しく解説していきます。

ディーラーは車を製造したメーカーと関わりを持つ自動車販売店です。
該当メーカーの車に関して豊富な知識と高い技術を有しているうえ、製造時の不備による故障であればメーカー保証で無償修理を行ってくれます。

多くのメーカーが、保証の有効期間を初年度登録から3年もしくは走行距離6万kmのどちらか早いほうまでに設定しています。
エンジンやトランスミッション、サスペンションや電装系など走行に関わる重要箇所は特別保証として5年10万kmを保証期間としているメーカーがほとんどです。

ただしディーラーでの修理は原則として新品純正部品を用いるため、部品の値段が高くなりがちです。
保証がきくのであれば修理はディーラーに頼りましょう。
そのほか、ディーラーは土日祝日も営業しているため、忙しい方でも利用しやすいメリットがあります。

自動車修理工場は、依頼する車のメーカーを問わず良質な修理が期待できます。
部品交換だけでなく修理対応としたり、より値段が安い社外品や中古品による修理を頼めるなど柔軟に対応してくれる点も修理工場の大きな特徴です。メーカー保証対象外の車や、修理費用を安く抑えたい方は修理工場への依頼をおすすめします。

ただし土日祝日が定休日となっている工場が多いうえ営業時間が短いなど、やや利用しづらい点が修理工場のデメリットです。
また工場によって作業工賃に大きな差がある点も利用しづらさにつながっています。
事故修理であれば、加入している保険会社と提携している修理工場（DRS工場）に依頼することで、優先的な修理や保険金のスムーズなやり取りが期待できます。

カー用品店は部品在庫を豊富に抱えているため、店舗に置いてある部品を使って直せる故障であればディーラーや修理工場よりも早く安価に修理してくれます。
ただし、簡単な部品交換は対応してくれるものの、重度の故障は対応してくれない場合があります。

カー用品店のメリットは、土日祝日も営業しているうえ営業時間も長く、買い物ついでや帰宅途中に気軽に立ち寄れる利用のしやすさです。
点検や軽整備に加え、なんとなく調子が悪いといった症状の故障修理に利用する使い方がおすすめです。

給油を主業務とするガソリンスタンドでも修理を受け付けており、バッテリートラブルやパンク修理などの軽作業なら迅速かつ安価に修理してくれます。
しかし、カー用品店と同様に重度の故障には対応できない場合がほとんどです。

なかには整備士が常駐して整備工場に近い修理が行える店舗や、板金塗装修理の窓口になっている店舗も存在し、作業内容によっては非常に安価な費用で修理をしてもらえる場合があります。

他の業者より店舗数が圧倒的に多く、場所によっては休日でも夜遅くまで営業しているガソリンスタンドは、出先で突発的な故障が起きた際の修理依頼先として重宝するでしょう。

高額になりがちな事故修理費用は、自動車任意保険で賄えます。
車両事故の場合は過失割合に応じて相手方の対物賠償から補償され、ご自身が加入している車両保険でも修理費用をカバーできます。

ただし車両保険を使うと翌年の等級が下がり保険料が高くなるため、修理に掛かる費用と保険料との兼ね合いに応じて車両保険を使用すべきかどうかを判断をしなくてはなりません。

修理費用が保険料の増額ぶんより多い場合は車両保険を使った方がお得になります。

また車両保険は経年劣化による故障や、地震に伴う故障には使えないことを覚えておきましょう。
路上での故障を補償する特約や、車両保険で修理費用全額が賄えない特殊な車用の特約を用意している保険会社もあるため、事故に備えて補償内容を確認しておくことも大切です。

高額な修理費用がかかる場合は、以下の3つの方法を用いることで修理費用を抑えることができます。

• ・値段が安い中古部品を使う
• ・複数の修理工場で見積もりを取る
• ・必要最低限な部分だけ修理をする

これらは車種や損傷状態に関わらず使える方法であるため、覚えておいて損はないでしょう。
それぞれを具体的に解説していきます。

修理に使えるのは新品純正部品だけではありません。
部品の値段が安い中古部品や、中古部品を整備して再生したリビルト品などを使うことで修理費用を抑えられます。

外装のように機能が求められない箇所は、値段が高い新品部品を使うメリットは薄くなります。
古い車や過走行気味の車は、新品部品を使っても車の方が先に寿命を迎えることになるため、重要箇所であっても中古部品やリビルト品を使った修理がおすすめです。

中古品の使用以外にも、純正部品と同様の機能が備わっていながら値段が抑えられた新品社外品や純正同等品という選択肢もあります。

業者や店舗によって整備士の時間工賃も異なるため、修理費用にも差がつきます。複数箇所で見積りをとって、もっとも安い業者に依頼すれば修理費用を安く抑えられます。

ただし値段だけで判断するのは考えものです。費用は抑えつつ丁寧に修理してくれる業者に依頼するのが理想ではあるものの、業者の良し悪しは容易に判断できるものではありません。

前述したDRS工場は保険会社が厳選した優良工場であり、優先客として適正な価格でしっかりと修理してもらえます。
事故修理の場合は、ぜひ加入している保険会社にDRS工場を紹介してもらいましょう。

丁寧に修理するほど費用も増大するため、必要最低限の修理箇所に留めることでも修理費用を節約できます。
とくに外装は車検に通る状態であれば、多少の傷や凹みがあっても公道を走行できるため、最低限の修理に留める場合は、作業に取り掛かる前にその旨を業者にしっかりと伝えておきましょう。

ただし、安全性に関わる重要部分の修理は、自分だけで程度を判断せず必ず業者と相談して決めてください。
たとえ走行できる状態であったとしても、最低限以下の条件を満たせなければ整備不良で罰せられる恐れがあります。

• ・灯火類が正常に機能すること
• ・ブレーキが正常に機能すること
• ・スピードメーターに誤差がないこと
• ・タイヤが適切に取り付けられていること
• ・オイル漏れなどがないこと
• ・排気ガスの漏れがないこと

修理費用があまりに高額な場合は、車の年式や走行距離も加味して乗り換えも検討してみましょう。

エンジンやトランスミッションの故障や、1箇所の修理では済まない事故修理ともなると程度の良い中古車が買えるだけの修理費用がかかることも珍しくありません。
車体骨格が歪むような大きな事故の場合は、どれだけ費用をかけたとしても元の状態に戻せないこともあります。

事故車や不動車の部品を回収して販売する事故車・廃車買取業者なら、どのような車でもしっかりと値段を付けて買い取ってくれます。
修理費用と買取査定の見積り額を比較して、どうすべきか判断するのが賢い車の乗り換え方です。

まとめ

修理費用を抑えるコツは以下の3つです。
・修理の程度の判断
・適正価格の見極め
・業者選び

もし多額の修理費用がかかる場合は、車両保険の使用や車の売却を検討しましょう。

カーテンダーは事故車・廃車買取実績No.1の株式会社タウが母体であり、独自ルートでのリサイクルパーツの調達の速さ・費用の安さが強みです。
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鈑金塗装箇所には永久の修理保証が付けられるので、安心して修理をお任せください。

また、保険を使用した修理にも対応しておりますので、ご希望の方には最適な修理をご提案します。