
車の修理費用の見積もりを無料でシミュレーションする裏ワザ!

故障車の修理費用は多額になることもあり、また業者によって上下差が生じやすいため、事前に修理にいくら掛かるかの見積もりをとり、少しでも安い業者を見つけたいところです。
しかし、修理の見積もりは一般的に有料となるケースが多いため、なかなか気軽に見積もりを依頼できない方もいらっしゃるでしょう。
ですが、実は修理の見積もりを「無料」でとる方法も存在し、お金をかけずに修理に掛かる金額を知ることができます。
この記事では、
- ・無料で見積もりだけを依頼する方法
- ・見積もり依頼できる3つの業者
- ・見積もり費用を安くするポイント
など、修理の見積もりにまつわる知識について解説します。
修理の見積もりに掛かる費用を少しでも安く済ませたい方は、ぜひご参照ください。
もくじ

無料で見積もりだけを依頼する方法
修理はせずに見積もりだけを依頼することもできますが、その場合、見積もり料金は有料とする業者が多いです。
修理費用の約10%程度が見積もり料金の一般的な目安です。
修理の見積もりを作成する上では、故障個所を分解して確認するなどの手間が発生しますので、有料となるのは致し方ない面もあります。
一方で、お金を掛けず「無料」で修理の見積もりを依頼する方法があります。以降では、無料で修理の見積もり依頼をする方法について深堀して解説します。
注意点:
見積もりだけを依頼する場合は、「見積もりだけ欲しい」と事前に明確に伝えておくことが大切です。事前に伝えることで「見積もりとセットで修理までされてしまう」などのトラブル防止となります。
加えて任意保険を使う場合には、業者と保険会社間で連携が必要となりますので、「保険会社へ提出する見積もりであること」を明確に伝えておくことが大切です。
ネットの無料シミュレーターを利用する
インターネット上の「無料シミュレーター」を使えば、無料で修理費用の目安を算出できます。
車種タイプ、塗装タイプ、損傷個所、損傷タイプ(凹み、破損など)、損傷の大きさなど、いくつかの情報を入力することで、修理費用をシミュレーションできます。
個人情報などは特に入力する必要はなく、結果もその場でわかるシミュレーターが多いです。
こうした無料シミュレーターは手軽に利用できる一方で、大まかな費用の算出にしかならないことが欠点でありましたが、近年はシステム側も進化しています。
のちほど詳しく紹介しますが、当サイト『カーテンダー』が提供する「AI見積もりサービス」では、「AI」が「写真」を使って修理費用を算出するシステムを導入しています。
スマホで写真を取り、専用サイトからアップロードすることで、スムーズかつ精度の高い修理費用見積もりを行うことができます。
修理する予定の業者・ディーラーに依頼する
見積もりを依頼した業者やディーラーで、車の修理までセットで行う場合であれば、当初有料となっていた見積もり料金を無料としてくれるケースが多いです。
一般的に見積もりが有料となるのは、見積もりのみを行い、修理は別の業者で行った場合です。
※ただし一部の業者では、修理を行った場合でも見積もり料金が別途発生するケースがあります。
見積もり依頼できる3つの業者
修理の見積もりを依頼できる業者として、以下3つがあります。
- ・ディーラー
- ・民間工場
- ・修理対応ができるカー用品店
それぞれで、修理の品質や費用水準などが異なってきますので、特徴を理解し、自分にあった業者に見積もりを依頼することが大切です。
以降では、それぞれの業者に修理の見積もりを依頼した場合のメリット・デメリットについて解説します。
確実な修理ならディーラー
「ディーラー」は、自動車メーカーの正規販売店にあたります。新車の販売だけでなく、修理やメンテナンスもサービスとして提供しています。
ディーラーへ依頼するメリット・デメリットは次のようになります。
メリット | ・修理の品質が高い ・保証期間内であれば無償で修理やパーツ交換をしてくれる |
デメリット | ・料金が高い ・パーツによって保障期間が変わる |
こんな人におすすめ | ・予算に余裕があり、料金よりも修理の品質を重視する人 ・保証期間内の車に乗っている人 ・ディーラーと同一メーカーの車に乗っている人(ただし別メーカーの車でも対応してくれるケースもあり) |
ディーラーのメリットは、修理の品質が高いことです。
メーカーが定める厳しい水準を満たすスタッフが在籍し、充実した設備の下、確実な修理をして貰えるため、安心して修理を任せることができます。
また、新車で購入した車は一定期間「メーカー保証」が付いているため、保証期間内であればディーラーで修理やパーツ交換を無償で行えます。
保証期間内の車に乗っている人であれば、まずはディーラーに相談するのが確実でしょう。
ディーラーのデメリットは、料金が高くなりがちなところです。
ディーラーは純正パーツのみを使って修理を行います。加えてスタッフの人件費や施設の維持費などに掛かるコストが高いため、その分、修理費用は高めに設定されています。同様にコスト的な理由から、修理の見積もりに掛かる費用も高くなりがちです。
また、パーツによって保障期間が変わることも覚えておきたい点です。
たとえば、スライドドアの故障、ドアミラーの故障、スマートキーの故障、エアコンの故障などは、「一般保証」に該当しますので、保証期間は新車登録の日から3年(もしくは走行距離6万kmまで)となります。故障している場合は早めに修理を依頼したいところです。
一方、エンジン、動力伝達機構、電子制御など、車の走行に重要なパーツの故障に関しては、「特別保証」に該当し、保証期間は新車登録の日から5年(もしくは走行距離10万kmまで)と長く設定されています。
コストを抑えるなら民間工場
「民間工場」は、自動車の修理や整備を専門とした、街の整備工場を指します。
民間工場には、個人経営となる小規模な工場から、法人経営で沢山のスタッフを抱える大規模な工場まで、さまざまなタイプがあります。
民間工場へ修理を依頼するメリット・デメリットは次のようになります。
メリット | ・料金がディーラーより安い ・正確に見積もりを出してくれる |
デメリット | ・修理の品質にばらつきがある ・レバレートにもばらつきがある |
こんな人におすすめ | ・料金の安さと品質の両方を重視する人 ・年式の古い車、希少車などに乗っている人 |
民間工場のメリットは、ディーラーに比べ料金が安いことです。
民家工場はディーラーに比べると人件費などに掛かるコストが少ないため、料金水準もやや低めに設定されています。
加えて純正パーツではなく、安価な社外品で対応してくれるケースも多く、その分、部品代も安く抑えられます。
また、民間工場は修理や整備を専門としていることからノウハウが豊富であり、メーカーや年式問わず幅広い車種の修理を受け付けています。
ノウハウの豊富さから、見積もりに関しても当初から正確に出してくれることが多く、後々追加料金などが発生しにくいこともメリットとなります。
民間工場のデメリットは、修理の品質にばらつきがあることです。
民間工場には、経験豊富な熟練の整備士が在籍していることもありますが、経験の浅い整備士が多い工場、十分な設備が整っていない工場などもありますので、修理の品質にばらつきがあり、「当たりはずれ」が生じやすいです。
また、修理の工賃はレバレート(時間工賃)によって決まりますが、このレバレートを高く設定している工場(大規模な工場や整備に自信のある工場など)もあれば、安く設定している工場もあるため、修理工賃においてもばらつきが生じやすいです。
気軽さなら修理対応ができるカー用品店
カー用品店の中には、オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンスサービスに留まらず、故障の修理まで行ってくれる店舗もあります。
カー用品店へ修理を依頼するメリット・デメリットは次のようになります。
メリット | ・料金がディーラーも安い ・気軽に利用しやすい |
デメリット | ・修理の品質にばらつきがある ・そもそも修理を受け付けていない店舗もある |
こんな人におすすめ | ・料金を安く抑えたい人 |
カー用品店のメリットは、修理料金が安いことです。
カー用品店の場合、ディーラーや民間工場よりもさらに修理料金を安く設定している店舗が多く、とにかく出費を抑えたい方にはおすすめです。カー用品を見るついでに、気軽に修理の相談や見積もりを依頼できる点も強みといえます。
カー用品店のデメリットは、修理の品質にばらつきがあることです。
修理できる範囲も、傷や凹み、部品交換などの軽度な症状に限定され、エンジンやミッションなど重要なパーツの修理には対応できない店舗がカー用品店には多いです。
修理に掛かる費用を安くするポイント
修理に掛かる費用はできる限り抑えたいものですがそんな修理費用を安くするポイントとして、以下2つが挙げられます。
- ・「高ければ直さない、安ければ直す」とはっきり言う
- ・車をできる限りピカピカにしておく
まずは交渉する上で、曖昧な言葉を並べるのではなく、「高ければ直さない、安ければ直す」とはっきり言うことがポイントです。
修理費用の大小が焦点であり、費用が安ければ修理をするという事が伝われば、業者側も修理費用を値下げしてくれることがあります。
また、見積もりを依頼する際には、車を掃除しピカピカな状態にしておくこともポイントです。丁寧に使っていたこと、大事にしていたことが伝わります。
見積もりをするスタッフも人間ですので、そうした細かな配慮をすることで、見積もり費用に融通を利かせてくれることがあります。
カーテンダーの修理見積なら簡単
『カーテンダー』では、「AI」や「写真」を使うことで簡単に修理の見積もりができる、画期的な見積もりシステムを導入しています。
サービスの利用は無料ですので、修理しようか迷っている段階でも気軽に活用できます。
ここでは、カーテンダーが提供するAI見積もりサービスの仕組みについて紹介します。
見積もりに必要な情報
カーテンダーのAI見積もりサービスを利用するには、以下の情報が必要となります。
- ・車が保管されているエリア
- ・車検証に書かれた車の情報※(メーカー、モデル、型式、グレード、初年度登録、ボディカラー、走行距離、シフト(MT・AT)、駆動方式)
- ・目立った損傷の有無(カードサイズ以上のキズ、へこみ、割れなどがあるか)
- ・車の写真(正面、右前方、右後方、後側、左後方、左前方、の内1枚からでOK)
※QRコード付の車検証がある場合は、車検証の下中央から右にかけ記載されているQRコードをスマホで撮影することで。車の情報が自動入力されます。
見積もりの流れ
見積もりは以下の流れで進めていきます。
- 1.スマホで「AI見積もりサービス」にアクセスするだけ。車の写真さえあれば、PCからでも利用できます。
- 2.画面の指示に従って情報を入力。査定画面ではスマホで計6枚の写真を撮影しアップロードします。
- 3.AIがお車を診断、数秒で見積もり金額が算出されます。
- 4.そのまま修理・買い取りの依頼をすることも可能です。
修理実績
カーテンダーでは、今までにたくさんの車を修理を承っております!
当社ならではの技術力とネットワークで多くのお客様にご満足いただいております。
まとめ
修理の見積もりは有料となることが多いため、あちらこちらのディーラーや整備工場に対して見積もりを依頼し、料金を比較するというのは、現実的に難しい面があります。
そのため、修理の見積もりを依頼する場合には、最初から修理まで対応してもらう業者を慎重に選ぶ必要があります。
もしくは、費用の掛からないインターネット上の無料シミュレーターを活用してみるのも一つの手です。
特に今回紹介した『カーテンダー』が提供する「AI見積もりサービス」であれば、AIと写真を使うことで、従来の無料シミュレーターよりも高い精度で修理の見積もりを出すことができます。
お手持ちのスマホを使い車を撮影するだけで簡単に修理の見積もりが算出できますので、愛車の修理費用を測りたい方はぜひお気軽にご利用下さい。
まずは「AI見積もり」で傷ついてしまった車の「修理費用」&「買取価格」を即時に見積もり。
お急ぎの方は「今すぐ相談する」ボタンから相談フォームかお電話で直接お問い合わせください。
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