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タイミングベルトが切れるとどうなる?切れる前に知っておくべきことや前兆を解説

タイミングベルトが切れるとどうなる?切れる前に知っておくべきことや前兆を解説

車の部品の1つ、タイミングベルト。

エンジンの運転に欠かせない重要部品ですが、

「タイミングベルトって切れるとどうなるの?」

「タイミングベルトが切れる前に前兆はあるの?」

というような疑問を持ったことがある方もいらっしゃると思います。

もし、タイミングベルトが切れてしまうと、安全に走行できるのか不安になりますよね?

普段目に見えない部品だからこそ、あらかじめ前兆が分かっていれば、不安も解消されると思います。

この記事では、

    • ・タイミングベルトが切れた時に、走行は可能なのか?

    • ・タイミングベルトが切れると他の部品も損傷してしまうのか?

    • ・タイミングベルトが切れる前の前兆はあるのか?

 

を解説していきます。

この記事を読めば、タイミングベルトのメンテナンスの重要性が分かりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

タイミングベルトの役割

タイミングベルトは、エンジンを正常に運転するために、必要な部品です。

エンジンと一緒に回転するベルトなのですが詳しくは、

「タイミングベルトの交換費用の相場は?交換時期、交換する理由も解説」

の記事に記載しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

この記事では、タイミングベルトに何かあるとエンジントラブルに繋がるということを、覚えておいてください。

タイミングベルトが切れるとどうなる?

先ほど、タイミングベルトに何かあった場合、エンジントラブルに繋がるとお話ししました。

タイミングベルトは、カムシャフトという部品を駆動させる働きがあります。

カムシャフトとは、エンジンに空気を吸入する吸気バルブと、排気ガスを排出する排気バルブを開閉するための部品です。

もし、タイミングベルトが切れてしまうと、カムシャフトが駆動できなくなってしまいます。

次に、実際にタイミングベルトが切れて、カムシャフトが駆動できなくなってしまった場合、車にどのような影響がでるのか解説していきます。

走行不能になる

結論から言うと、タイミングベルトが切れると走行不能になります。

理由は、タイミングベルトが切れるとカムシャフトが駆動しなくなり、吸気バルブが開かなくなります。

吸気バルブが開かなければ、空気が入りませんので、エンジンは燃焼できずにエンジンストール(エンスト)してしまいます。

一度タイミングベルトが切れてしまうと、その場での復旧は不可能ですので、レッカーを手配するしかありません。

タイミングベルトの損傷は、エンジンに直接影響がでるので、タイミングベルトが切れないように日頃から走行距離を気にする必要があります。

エンジンが損傷する可能性がある

エンジンの上部(シリンダーヘッド)には、カムシャフト、吸気バルブ、排気バルブが取り付けられています。

逆に、エンジンの中央部分(シリンダーブロック)には、ピストンという空気を圧縮する部品が、エンジン内を上下しています。

吸気、排気バルブとピストンは正常時であれば、干渉することはありません。

しかし、タイミングベルトが切れると、吸気、排気バルブとピストンの動くタイミングにずれが生じ、吸気、排気バルブとピストンが干渉する場合があります。

吸気、排気バルブとピストンが干渉してしまうと、バルブが損傷してしまったり、エンジン内部が傷ついたりします。

一度エンジン内部が損傷してしまうと修理が難しいため、エンジン交換が必要になってきます。

エンジン交換となると、部品代、工賃とともに非常に高額なので、経済面でも大きな痛手になってしまいます。

タイミングベルトが切れる前に前兆はあるの?

タイミングベルトが切れる前の前兆というものはありません。

足回りなどは、走行中に段差に乗り上げたり、ハンドルを切ったりすると異音が発生したりします。

異音が発生すれば、足回りの部品に何かトラブルが発生したのが分かりますが、タイミングベルトはそれがありません。

突然タイミングベルトが切れて、エンジンストール(エンスト)してしまうのでドライバーはパニックになりやすいです。

また、走行中にタイミングベルトが切れてしまうと、道路上で車が止まってしまう事になるので、交通事故を引き起こす可能性があります。

そうならない為にも、普段から愛車の走行距離を確認して、適切な時期にタイミングベルトを交換しましょう。

タイミングベルトの交換時期は?

タイミングベルトの交換時期は、10万kmに設定されています。

10万kmでタイミングベルトを交換する必要があるのですが、10万kmで交換しなければならない理由と交換費用について

「タイミングベルトの交換費用の相場は?交換時期、交換する理由も解説」

で詳しく解説しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。

タイミングベルトではなく、タイミングチェーンもある

ここまでタイミングベルトについて触れてきましたが、タイミングチェーンという部品を使用している車もあります。

タイミングチェーンは、10万kmになっても交換が不要で、最近の車の主流です。

自分の愛車がタイミングベルトかタイミングチェーンかを確認する必要がありますが、

「タイミングベルトの交換費用の相場は?交換時期、交換する理由も解説」

の記事にタイミングベルトとタイミングチェーンの見分け方や、材質について触れているので、あわせてご覧になってみてください。

もし、自分の愛車がタイミングチェーンの車であれば、タイミングベルト切れを心配する必要がなくなります。

ただし、車にはエンジンオイルなど、他にも定期的に交換が必要な部品がありますので、日々のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

修理費用が高額なら売却も検討

タイミングベルトが切れてしまうと、走行不能になり、エンジンも損傷する可能性があります。

エンジンが損傷すると、エンジン交換が必要です。

車種によりますが、エンジン交換は工賃を含めて安くても30万円、高いと100万円以上します。

費用がとても高額なので、エンジン交換が必要になった時は、無理に修理するのではなく売却も検討した方がいいでしょう。

「故障車だと買い取ってくれないのではないか」

という不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、最近では故障車を買い取ってくれる中古車買取業者もあります。

自分だけで判断するのはなかなか難しいので、修理か売却どちらが得になるのか、修理工場や中古車買取業者とよく相談して判断しましょう。

愛車の修理や売却はカーテンダーへ

カーテンダーでは、愛車の修理、売却どちらも承っております。

カーテンダーは整備工場を完備しており、車の修理に対応しています。

高額になりがちなエンジン周りの部品も、中古部品を使用して費用を抑えて修理対応が可能です。

実績のある整備士が常駐しており、確実な修理を提供できます。

売却に関しても、無料で出張査定いたしております。

また、事故車や動かない車でも買い取りいたします。

修理、売却のご検討の際は、ぜひ一度カーテンダーへお問い合わせください。

カーテンダーでは創業25年以上の経験を活かして、お客様に最適な修理を提案いたします。
電話・フォームからお気軽にお問い合わせください。

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