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車だって花粉に悩まされている!?気をつけたい春の運転

車だって花粉に悩まされている!?気をつけたい春の運転

暖かい日が続き、すっかり春の陽気となりました。行楽シーズンでもあり、車でお出かけされる方も多いのではないでしょうか。春の心地よい風の中でのドライブは、心もうきうきしますよね。
そんな気持ちのいいシーズンですが、ひとつ困ったことがあります。それは何といっても花粉! いまや2人に1人は花粉症と言われており、毎年苦しめられている、という方も多いのではないでしょうか。そんな花粉に悩まされるのは、人だけでなく実は車も、ということを知っていましたか?
今回は、そんな花粉対策を含め、春のドライブで気をつけたいことをご紹介いたします。

気をつけたい「春の気候」

意外と強い春の風

まず、気をつけたいのは、春ならではの強風です。春は北からの寒気と南からの暖気がぶつかることで低気圧を生じ、そこに空気が流れ込むことで強い風を生み出しています。実は春は一年で最も風が強い季節で、2月~3月に吹く「春一番」や5月頃に吹く「メイストーム」などがよく知られています。ただ、この強風が時に恐ろしい事故を起こすこともご存じでしょうか。
風速10m以上になると、高速運転中では横風に流される感覚があり、20m以上では横転の危険が一気に高まります。車が大きいほど、つまり風を受ける面積が大きくなるほどリスクは高くなります。さらに、車の速度が速いほど、風を受けるとスピンする危険性があがります。とくに高速道路や橋の上などは風が強く吹くため、注意が必要です。春一番の風速は平均約7~8m/sとされていますが、気象状況や場所によってはそれ以上の強風が吹くこともありますので、強風注意報などの気象予報をよく見て、不安があるときは運転を控えるようにしましょう。突風による落下物や飛来物なども事故の元です。

眠気にご用心

もう一つ気をつけたいのが、眠気です。「春眠暁を覚えず」と言いますが、春は暖かいため、ついウトウトしてしまいがちです。運転中の居眠りは、大事故のもとであることは言うまでもありません。眠くなる理由は、いわゆる自律神経の乱れに由来するとされています。季節の変わり目、とくに冬から春にかけては寒暖差が大きいため、気温の変化に体がついていかず、自律神経が乱れやすくなるのです。
最近では「気象病」の原因として知られている低気圧も影響を与えます。低気圧が発達すると内耳にあるセンサーが神経を過剰に刺激することで、自律神経のバランスが失われるといいます。また、血中の酸素濃度が低下することで、体を休眠状態に近づけようとして眠気が強くなると考えられています。自律神経は生活習慣にも左右されます。春先は環境が変わることも多いですし、ストレスが気づかないうちに溜まりがちなので、運転する前には十分、自分の体調に注意するようにしましょう。

できる対策は?

春の運転に潜む危険性について、2つの事故原因をお伝えしました。それらに対してどのような対策を取るのが良いのでしょうか。
強風については、第一に警報が出ているときはなるべく運転を控えることです。やむを得ず車を運転する際には、スピードをいつもより落として走るなど、安全運転を心がけましょう。高速道路などを走行する際には、風の影響を受けやすいトラックのような大型車両や車高の高い車の近くを走行することをなるべく避け、十分な車間距離を取ることが大事です。
眠気対策については、日ごろの習慣が重要になってきます。眠気覚ましを使うのも有効ですが、それに頼りすぎていては体によくありません。朝日をしっかり浴びることで体が覚醒状態となり、夜に自然と眠くなるような睡眠リズムを作っていくことができます。寝つきが悪いという人は、入浴方法を変えるのも一つの手です。研究によると、個人差はありますが、就寝の1時間半前に「ぬるめのお湯で10~15分」というのが最も睡眠の質が高められるそうです。車を運転する準備として、こうした眠気対策を日常的に取れるといいですね。

花粉症対策にもご注意を

急増している花粉症患者

身の回りに花粉症に悩まされている人は、かなり多いのではないでしょうか。正確な実態は把握できていないようですが、環境省によると、過去3回行われた全国調査では、花粉症の有病率は1998年に19.6%、2008年に29.8%、2019年には42.5%と増加傾向が認められます。いまは花粉症でない人も、花粉を吸いこんでいるうちに花粉症が発症する恐れはあるため、やはりできることなら花粉症対策は行っておく方が得策です。車の窓を開けたままにしておくと、風で舞った花粉が車内に侵入してくることもありますので、花粉の飛散情報をよく見て、状況によっては窓を開けて走行するのは控えた方がよいかもしれません。また、衣服に付着した花粉を乗車前に落とすことも意識しておいた方がいいですね。

花粉症が危険な理由

さて、運転と花粉症の間にはどのような関係があるでしょうか。花粉症の症状でよくある目のかゆみ。がかゆくなれば注意も散漫になりますし、視界不良も起こします。くしゃみによって、ハンドル操作を誤る危険性もあります。さらに花粉症の症状を抑えるために処方される薬の多くは「抗ヒスタミン薬」で、眠気を誘発する成分が含まれているそうです。現在は、こうした副作用を軽減する薬も出ているので、医者や薬剤師には、運転をする旨をきちんと伝えておきましょう。市販薬を利用する際も、成分には十分注意を払っておかないと、大事故につながる危険性があるということを理解しておきましょう。
過去には、花粉症に伴うくしゃみによって運転していた車が車線をはみ出し、対向車と衝突する死傷事故も発生しています。このとき、運転手には過失致死傷罪の判決が下され、刑事責任を問われることとなりました。毎年花粉症になって慣れているから、という油断は禁物です。道路交通法66条には、「過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。」とあります。花粉症の症状、あるいは薬による副作用によっては、同法違反となる可能性があり、罰則もあります。生命にかかわる事故につながる危険もあるということをよく理解し、症状が重いときは運転をしないようにしましょう。

車にとっても花粉は有害?

花粉は車の「シミ」の原因になる

人にとっては迷惑極まりない花粉ですが、実は自動車にとっても花粉は大きな影響を与えるものだということを知っていましたか?
とくに大量の花粉が飛散した日などは、車のフロントガラスやボンネットが花粉で汚れていた、なんてことは経験があるのではないでしょうか。せっかく洗車しても、翌日には花粉まみれ……ということも、花粉が舞う季節にはよくあることです。しかし、「洗車してもどうせ汚れるし…」と放置していると、車にとっては大きなダメージとなってしまいます。
花粉の付着は見た目だけの問題にとどまりません。花粉は水分を含むと、内部にある「ペクチン」というタンパク質が溶け出します。このペクチンは粘着性が高いため、車の塗装にもべっとりと張りついてしまいます。ペクチンは乾燥すると収縮する性質があり、そのときに塗装も一緒に収縮してしまうことでシミになってしまいます。花粉が乾燥する前に、しっかり洗車をして花粉を洗い流すことができればよいのですが、そのまま放置した状態で雨が降ってしまうと、次の日には大事な車にシミができていることになりかねません。そしてこのシミを放置してしまうと、ペクチンが塗装へのダメージを広げ、さらに下のボディにも影響を与えて、最終的には腐食させてしまうことすらあるのです。腐食してしまうと、ボディに穴が開いてしまうようなことが起き、それがさらに広がってしまうと大掛かりな修理や買い替えが必要になってくるほど取り返しのつかないことにもなります。

車のための花粉対策

花粉はフロントガラスにつくだけでも視界不良を引き起こし、事故の元にもなりえます。安全のため、そして大事な車を長持ちさせるためにも、花粉が付着したら早めに落とすようにしましょう。ただし、花粉は非常に細かい粒子でできているため、布で拭き取ろうとすると、むしろ傷をつけてしまう恐れがあります。そこで、最もよいのは高圧洗浄で一気に落とすことです。高圧洗浄が難しければ、通常よりも長い時間をかけ、たっぷりの水をかけて落としましょう。
「毎日洗車なんてできない」という人が大半だと思いますが、大事なのは「花粉が水分を含んだ上で乾燥させないこと」です。湿度が高い日であれば別ですが、晴れの日が続いているうちは、まだ大丈夫です。雨が降る前、あるいは降った直後で乾燥する前に洗車を行えば十分対応可能ですので、なるべく洗車の頻度を上げてあげることが、車の寿命を長くするのです。腐食して買い替えるよりも、こまめに洗車をした方が安上がりですよね。

修理の見積もりなら「AI見積もり」

とはいえ、洗車のタイミングを逃してシミができてしまったり、腐食が始まってしまったりするケースもあるかもしれません。新車であればまだしも、それなりに乗ってきた車であれば、なおさらです。腐食被害を拡大させないためには、早期の修理をした方がよいでしょう。腐食の進行度合いによっては、買い替えも視野に入れておくべきです。
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まとめ

お出かけ日和の春ですが、思った以上に注意することがあると感じたのではないでしょうか。気象予報を確認する。安全運転をする。体調管理に気をつける。花粉対策をする。花粉症の方は薬にも気をつける。こまめな洗車を心がける。いずれも習慣として身に着けておくと、より安全に楽しいカーライフを送ることができるでしょう。どうぞ気をつけて、行楽シーズンをお楽しみください!

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